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日帰りのどちんこ手術が怖い

タイタンビカスは毎日咲いてくれるのですが、曇天ではやはり映えません。そろそろ赤も咲いてくれるかな。本日は話題となっているのどちんこ切除術について。リスクの説明がない広告は怖くないですか?入院無しの日帰りレーザー術って、術後の腫れで窒息する可能性を無視しているの?

いびき対策の口蓋垂手術

そもそも口蓋垂(のどちんこ)が大きいといびきが出やすいという判断はどこから来たのでしょう。
実は口蓋垂は、激しいいびきをかくと、震えて引っ張られるので、なんと伸びてしまいます。
一般的に口蓋垂の長さは1cm弱程度でしょうが、私は長年いびきをかき続けたために、2cmから3cm程の長さがあります。
ところがこの私が、いびきを克服できたわけですから、長さはいびきとは関係ありません。いびきの激しい人を見れば、口蓋垂が長い。だから口蓋垂が長いのはいびきをかきやすいといういかにも西洋医学の考え方ですね。
いびきの結果で口蓋垂が伸びたわけですから、切ったらいびきをかかなくなるなんていうのは、本質を見ていない判断です。
しかもひどい手術例が最近ネットで見受けられるため黙っていられなくなりました。

日本歯科大学新潟病院のブログに以下のように出ています。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/center03/

『口蓋垂(のどちんこ)はいびきや無呼吸によって気道に吸い込まれて、次第に伸びます。そして、伸びた口蓋垂がなおさらいびきや無呼吸を引き起こすのです。それゆえ、口蓋垂の手術を受けても、口蓋垂が原因でなければ治りません。
という私も、第三世代の治療が開発されるまではたくさんの手術を手掛け、平成10年10月にはNHK総合テレビの「クローズアップ現代」で、レーザーに よる口蓋垂手術を日本で初めて紹介しました。この放送の視聴率は同番組の年間視聴率ランキングで第二位だったそうで、大きな反響がありました。この手術 は、写真のように弛んだ口蓋垂(右)をすっきりと短縮した口蓋垂(左)にするものなのですが、あたかも「那須の与一がゆれる小舟から扇を射落とす」ほど難 しく、後輩に奥義を教えるのに苦労しました。』

口蓋垂が原因でなければ治りませんという「まっとう」なことを言っていますが、第三世代(マウスピース)治療が普及してやる人が少なくなったと言っています。
しかも「口蓋垂が原因でなければ」と言う前に、いびきで伸びると言っていますから、もともとが口蓋垂が原因でいびきをかいている人はほぼいないということです。
この先生は、クローズアップ現代で取り上げられたとか自慢していますが、この後あちこちでなんちゃって手術を受けた人がたくさんいることに対する責任も感じてもらいたいものです。
ただ、この先生は、口蓋垂の役割を考えて、難しい手術を行い、写真のようにきちんと正しい口蓋垂を残しています。

さて、口蓋垂って切っちゃっていいのでしょうか?たしかにいびきで伸びてしまうのであれば、いびきを止めさえすれば、長くなった部分を切るのはありかもしれません。
口蓋垂は、物を飲み込むときに、鼻のほうに上がっていくのを抑える役目があります。特に水分などは、口蓋垂がなければ食道に流れきれず、いったん飲み込んだ後に、鼻のほうに逃げた飲食物が、気管に入ってしまう問題を起こします。
そのためおかしな手術を受けると、水を飲んだときに気道に入ってむせてしまうという問題を起こします。
若いうちはむせて排出できるのでいいでしょうが、年を取るとその力が弱まります。日本人の死因第3位は、肺炎ですが、お年寄りが風邪から肺炎を起こすと思っている方が多いと思います。実際は誤嚥性肺炎という、食べ物を飲み込むときに食道ではなく気道に入ってしまい、肺炎を起こして亡くなることが多いのです。
口蓋垂がなくなった方は、いったいどうなるのでしょう?
しかも、日本歯科大学の先生はちゃんと機能を残していますが、近ごろネットで見られる口蓋垂切除の写真は驚愕です。

写真例1

口蓋垂が真ん中から二つに分離されています。医者は何を考えたのでしょうか、いびきをかかないようにしながら、口蓋垂を残したつもりでしょうか?いびきの原因も口蓋垂の役割も全く理解していない例と言えます。
因みにこの写真の方は苦しい思いをしたが、いびきは消えなかったようです。

写真例2

まったく口蓋垂がありません。当然ながらまともに水も飲めないようです。いびきは消えたようですが、私の予想では、いびきは半年もすれば再発します。原因は口蓋垂でないので、残った組織がまたふるえるようになります。
因みにこの手術は成功でしょうか失敗でしょうか?
医者は手術前にどういう手術をするかを説明しています。そして手術の結果いびきが消えるかどうかはやってみなければわからないということはきちんと伝えているはずです。
要するに美容整形手術と一緒です。
目を二重にする手術で、二重にすることはできてもそれで美人になるかどうかは別問題ということです。
そういう意味で手術は成功です。説明したとおりの手術になっているわけです。そのあといびきが消えるかどうかは別だし、将来肺炎になるリスクが増えるのは別の問題ということです。

さて、いびきを消すだけが目的ならば、音がしなくなれば良いと考えるようですが、なぜいびきをかくのかが忘れられています。いびきは生活習慣病の症状ととらえていただきたいのです。生活習慣が良くないのに、その症状であるいびきを手術で消せば、悪い習慣は更によくない方向に進んでしまいます。
医者が本来しなければいけない事は、対症療法的にいびきの音を消す施術ではなく、生活習慣の改善を指導して、いびきが出ないように改善させることです。

いびきを専門で手術している医者の中には、手術していびきが消える人と消えない人が見ただけでわかるようです。だから、いびきが消えないと思われる人に手術を進めないと言います。
同じ手術をしても治らない人がいるということは、結局は程度の問題ということです。どういうことかと言えば、再発がほぼ間違いないということです。

いびきの一番の問題は他人の安眠を脅かす騒音です。そのうえで、生活習慣を改善し、いびきが出ない生活を続けることが重要なのです。
Sleep Laboをご購入いただいた方のなかには、何度も手術をしたがいびきが消えなかったという方が少なくありません。
体に無理をかけず、いびきの音を減少させる唯一の解決策が「Sleep Labo」を使う事です。

ストレス減で活力ある未来に貢献する、株式会社RUDDER。

特許出願済み。まぶしい!うるさい!寒い!を解消。安眠家具「Sleep Labo」国産家具の安心安全をお届けします。

うるさいいびき、止まらない、止められない。でも大丈夫。  いびきを解決する唯一の方法。

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低位舌がいびきや無呼吸の原因?

ルリマツリが根付いてくれたようです。花言葉が「いつも明るい」つる性の低木で、5月から11月まで花が楽しめます。これからまだまだ暑い日が続きます。さわやかな花を見ていつも明るくしていたいですね。今日は、無呼吸の原因と言われている低位舌についてです。



低位舌と閉塞性無呼吸
睡眠時無呼吸の原因と言われる舌の落ち込みである「低位舌」のセルフチェック方法について、日本歯科大学新潟病院で紹介されている「トピックス&コラム」で、解りやすく解説されていますので、以下にご紹介させていただきます。
ただし、低位舌が睡眠時無呼吸の原因かどうかは、疑問が残ります。なぜなら口呼吸自体がいびきや無呼吸の原因ではないことははっきりしていますし、いびきをかかなくても無呼吸はあるので、関連性には疑問が残ります。ただ、口呼吸が健康に良くないことはほぼ間違いがないので、改善できるものは改善したほうがいいと思います。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/center03/

原因は「顎の骨格」「肥満」、それと「低位舌」

いよいよ第三の原因、「低位舌」の解説です。低位舌とは舌が上顎の粘膜(口蓋といいます)から離れて舌足らずの状態です。上顎が狭くて舌が届かないと か、舌下のすじが短いとかの構造的な原因と口呼吸や喫煙などによる機能的な原因があります。まずは、ご自分の様子を観察してみて下さい。口を閉じた状態で 舌が上顎に張り付いていますか?もし張り付いてなければ、あなたは低位舌です。次に、嚥下(ごくんと唾を飲む)して張り付くかどうかみてください。それで も張り付かなければ構造的な原因で、手術の適応があるかもしれません。嚥下して張り付くなら機能的な原因で、「舌のトレーニング( 舌トレ )」をお薦めします。この低位舌は、肥満で肥大した舌と同じように、気道を狭くして無呼吸症を悪化させる原因になります。図のように、その影響は肥満者ほど受けやすい傾向があることが当センターの研究でわかりました。

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さんきゅう参道ありがとう

3月30日、31日の2日間、大宮の氷川神社の参道でさんきゅう参道を開催いたしました。2日目は午後から晴れて暖かく、ものすごい人出でした。お店の人もすごく喜んでもらえたし、お客さんも、喜んでいただけたと思います。我々スタッフも皆様に感謝です。

いびき対策の口蓋垂手術

そもそも口蓋垂(のどちんこ)が大きいといびきが出やすいという判断はどこから来たのでしょう。
実は口蓋垂は、激しいいびきをかくと、震えて引っ張られるので、なんと伸びてしまいます。
一般的に口蓋垂の長さは1cm弱程度でしょうが、私は長年いびきをかき続けたために、2cmから3cm程の長さがあります。
ところがこの私が、いびきを克服できたわけですから、長さはいびきとは関係ありません。いびきの激しい人を見れば、口蓋垂が長い。だから口蓋垂が長いのはいびきをかきやすいといういかにも西洋医学の考え方ですね。
いびきの結果で口蓋垂が伸びたわけですから、切ったらいびきをかかなくなるなんていうのは、本質を見ていない判断です。
しかもひどい手術例が最近ネットで見受けられるため黙っていられなくなりました。

日本歯科大学新潟病院のブログに以下のように出ています。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/center03/

『口蓋垂(のどちんこ)はいびきや無呼吸によって気道に吸い込まれて、次第に伸びます。そして、伸びた口蓋垂がなおさらいびきや無呼吸を引き起こすのです。それゆえ、口蓋垂の手術を受けても、口蓋垂が原因でなければ治りません。
という私も、第三世代の治療が開発されるまではたくさんの手術を手掛け、平成10年10月にはNHK総合テレビの「クローズアップ現代」で、レーザーに よる口蓋垂手術を日本で初めて紹介しました。この放送の視聴率は同番組の年間視聴率ランキングで第二位だったそうで、大きな反響がありました。この手術 は、写真のように弛んだ口蓋垂(右)をすっきりと短縮した口蓋垂(左)にするものなのですが、あたかも「那須の与一がゆれる小舟から扇を射落とす」ほど難 しく、後輩に奥義を教えるのに苦労しました。』

口蓋垂が原因でなければ治りませんという「まっとう」なことを言っていますが、第三世代(マウスピース)治療が普及してやる人が少なくなったと言っています。
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ただ、この先生は、口蓋垂の役割を考えて、難しい手術を行い、写真のようにきちんと正しい口蓋垂を残しています。

さて、口蓋垂って切っちゃっていいのでしょうか?たしかにいびきで伸びてしまうのであれば、いびきを止めさえすれば、長くなった部分を切るのはありかもしれません。
口蓋垂は、物を飲み込むときに、鼻のほうに上がっていくのを抑える役目があります。特に水分などは、口蓋垂がなければ食道に流れきれず、いったん飲み込んだ後に、鼻のほうに逃げた飲食物が、気管に入ってしまう問題を起こします。
そのためおかしな手術を受けると、水を飲んだときに気道に入ってむせてしまうという問題を起こします。
若いうちはむせて排出できるのでいいでしょうが、年を取るとその力が弱まります。日本人の死因第3位は、肺炎ですが、お年寄りが風邪から肺炎を起こすと思っている方が多いと思います。実際は誤嚥性肺炎という、食べ物を飲み込むときに食道ではなく気道に入ってしまい、肺炎を起こして亡くなることが多いのです。
口蓋垂がなくなった方は、いったいどうなるのでしょう?
しかも、日本歯科大学の先生はちゃんと機能を残していますが、近ごろネットで見られる口蓋垂切除の写真は驚愕です。

写真例1

口蓋垂が真ん中から二つに分離されています。医者は何を考えたのでしょうか、いびきをかかないようにしながら、口蓋垂を残したつもりでしょうか?いびきの原因も口蓋垂の役割も全く理解していない例と言えます。
因みにこの写真の方は苦しい思いをしたが、いびきは消えなかったようです。

写真例2

まったく口蓋垂がありません。当然ながらまともに水も飲めないようです。いびきは消えたようですが、私の予想では、いびきは半年もすれば再発します。原因は口蓋垂でないので、残った組織がまたふるえるようになります。
因みにこの手術は成功でしょうか失敗でしょうか?
医者は手術前にどういう手術をするかを説明しています。そして手術の結果いびきが消えるかどうかはやってみなければわからないということはきちんと伝えているはずです。
要するに美容整形手術と一緒です。
目を二重にする手術で、二重にすることはできてもそれで美人になるかどうかは別問題ということです。
そういう意味で手術は成功です。説明したとおりの手術になっているわけです。そのあといびきが消えるかどうかは別だし、将来肺炎になるリスクが増えるのは別の問題ということです。

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さんきゅう参道1日目

さんきゅう参道1日目スタートしました。寒い一日ですが、雨の予報が何とか曇りで済んだので、素晴らしい人出でした。人気の店舗は午前中に売り切れたところもあるくらいになりましたので、明日の日曜日は更に期待できます。

低位舌と閉塞性無呼吸
睡眠時無呼吸の原因と言われる舌の落ち込みである「低位舌」のセルフチェック方法について、日本歯科大学新潟病院で紹介されている「トピックス&コラム」で、解りやすく解説されていますので、以下にご紹介させていただきます。
ただし、低位舌が睡眠時無呼吸の原因かどうかは、疑問が残ります。なぜなら口呼吸自体がいびきや無呼吸の原因ではないことははっきりしていますし、いびきをかかなくても無呼吸はあるので、関連性には疑問が残ります。ただ、口呼吸が健康に良くないことはほぼ間違いがないので、改善できるものは改善したほうがいいと思います。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/center03/

原因は「顎の骨格」「肥満」、それと「低位舌」

いよいよ第三の原因、「低位舌」の解説です。低位舌とは舌が上顎の粘膜(口蓋といいます)から離れて舌足らずの状態です。上顎が狭くて舌が届かないと か、舌下のすじが短いとかの構造的な原因と口呼吸や喫煙などによる機能的な原因があります。まずは、ご自分の様子を観察してみて下さい。口を閉じた状態で 舌が上顎に張り付いていますか?もし張り付いてなければ、あなたは低位舌です。次に、嚥下(ごくんと唾を飲む)して張り付くかどうかみてください。それで も張り付かなければ構造的な原因で、手術の適応があるかもしれません。嚥下して張り付くなら機能的な原因で、「舌のトレーニング( 舌トレ )」をお薦めします。この低位舌は、肥満で肥大した舌と同じように、気道を狭くして無呼吸症を悪化させる原因になります。図のように、その影響は肥満者ほど受けやすい傾向があることが当センターの研究でわかりました。

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口蓋垂(のどちんこ)手術

冬にも鮮やかな花を咲かせるパンジー。北欧で品種改良されたとのことで、日本の気候では、夏には枯れてしまうほど、日本の冬に合っている花ですね。飛んでくる虫もいないから種を付けるのが難しいのかな。

いびき対策の口蓋垂手術

そもそも口蓋垂(のどちんこ)が大きいといびきが出やすいという判断はどこから来たのでしょう。
実は口蓋垂は、激しいいびきをかくと、震えて引っ張られるので、なんと伸びてしまいます。
一般的に口蓋垂の長さは1cm弱程度でしょうが、私は長年いびきをかき続けたために、2cmから3cm程の長さがあります。
ところがこの私が、いびきを克服できたわけですから、長さはいびきとは関係ありません。いびきの激しい人を見れば、口蓋垂が長い。だから口蓋垂が長いのはいびきをかきやすいといういかにも西洋医学の考え方ですね。
いびきの結果で口蓋垂が伸びたわけですから、切ったらいびきをかかなくなるなんていうのは、本質を見ていない判断です。
しかもひどい手術例が最近ネットで見受けられるため黙っていられなくなりました。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/center03/

日本歯科大学新潟病院のブログに以下のように出ています。

『口蓋垂(のどちんこ)はいびきや無呼吸によって気道に吸い込まれて、次第に伸びます。そして、伸びた口蓋垂がなおさらいびきや無呼吸を引き起こすのです。それゆえ、口蓋垂の手術を受けても、口蓋垂が原因でなければ治りません。
という私も、第三世代の治療が開発されるまではたくさんの手術を手掛け、平成10年10月にはNHK総合テレビの「クローズアップ現代」で、レーザーに よる口蓋垂手術を日本で初めて紹介しました。この放送の視聴率は同番組の年間視聴率ランキングで第二位だったそうで、大きな反響がありました。この手術 は、写真のように弛んだ口蓋垂(右)をすっきりと短縮した口蓋垂(左)にするものなのですが、あたかも「那須の与一がゆれる小舟から扇を射落とす」ほど難 しく、後輩に奥義を教えるのに苦労しました。』

口蓋垂が原因でなければ治りませんという「まっとう」なことを言っていますが、第三世代(マウスピース)治療が普及してやる人が少なくなったと言っています。
しかも「口蓋垂が原因でなければ」と言う前に、いびきで伸びると言っていますから、もともとが口蓋垂が原因でいびきをかいている人はほぼいないということです。
この先生は、クローズアップ現代で取り上げられたとか自慢していますが、この後あちこちでなんちゃって手術を受けた人がたくさんいることに対する責任も感じてもらいたいものです。
ただ、この先生は、口蓋垂の役割を考えて、難しい手術を行い、写真のようにきちんと正しい口蓋垂を残しています。

さて、口蓋垂って切っちゃっていいのでしょうか?たしかにいびきで伸びてしまうのであれば、いびきを止めさえすれば、長くなった部分を切るのはありかもしれません。
口蓋垂は、物を飲み込むときに、鼻のほうに上がっていくのを抑える役目があります。特に水分などは、口蓋垂がなければ食道に流れきれず、いったん飲み込んだ後に、鼻のほうに逃げた飲食物が、気管に入ってしまう問題を起こします。
そのためおかしな手術を受けると、水を飲んだときに気道に入ってむせてしまうという問題を起こします。
若いうちはむせて排出できるのでいいでしょうが、年を取るとその力が弱まります。日本人の死因第3位は、肺炎ですが、お年寄りが風邪から肺炎を起こすと思っている方が多いと思います。実際は誤嚥性肺炎という、食べ物を飲み込むときに食道ではなく気道に入ってしまい、肺炎を起こして亡くなることが多いのです。
口蓋垂がなくなった方は、いったいどうなるのでしょう?
しかも、日本歯科大学の先生はちゃんと機能を残していますが、近ごろネットで見られる口蓋垂切除の写真は驚愕です。

写真例1

口蓋垂が真ん中から二つに分離されています。医者は何を考えたのでしょうか、いびきをかかないようにしながら、口蓋垂を残したつもりでしょうか?いびきの原因も口蓋垂の役割も全く理解していない例と言えます。
因みにこの写真の方は苦しい思いをしたが、いびきは消えなかったようです。

写真例2

まったく口蓋垂がありません。当然ながらまともに水も飲めないようです。いびきは消えたようですが、私の予想では、いびきは半年もすれば再発します。原因は口蓋垂でないので、残った組織がまたふるえるようになります。
因みにこの手術は成功でしょうか失敗でしょうか?
医者は手術前にどういう手術をするかを説明しています。そして手術の結果いびきが消えるかどうかはやってみなければわからないということはきちんと伝えているはずです。
要するに美容整形手術と一緒です。
目を二重にする手術で、二重にすることはできてもそれで美人になるかどうかは別問題ということです。
そういう意味で手術は成功です。説明したとおりの手術になっているわけです。そのあといびきが消えるかどうかは別だし、将来肺炎になるリスクが増えるのは別の問題ということです。

さて、いびきを消すだけが目的ならば、音がしなくなれば良いと考えるようですが、なぜいびきをかくのかが忘れられています。いびきは生活習慣病の症状ととらえていただきたいのです。生活習慣が良くないのに、その症状であるいびきを手術で消せば、悪い習慣は更によくない方向に進んでしまいます。
医者が本来しなければいけない事は、対症療法的にいびきの音を消す施術ではなく、生活習慣の改善を指導して、いびきが出ないように改善させることです。

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低位舌と閉塞性無呼吸

冬の関東は晴天が続きます。晴れの特異日というのがあるようですが、12月24日の東京の晴れ確率は、93.3%(1981年~2010年)となるようですね。これじゃ東京でホワイトクリスマスは望めそうにありません。個人的には晴れたほうが良いですけど。

低位舌と閉塞性無呼吸
睡眠時無呼吸の原因と言われる舌の落ち込みである「低位舌」のセルフチェック方法について、日本歯科大学新潟病院で紹介されている「トピックス&コラム」で、解りやすく解説されていますので、以下にご紹介させていただきます。
ただし、低位舌が睡眠時無呼吸の原因かどうかは、疑問が残ります。なぜなら口呼吸自体がいびきや無呼吸の原因ではないことははっきりしていますし、いびきをかかなくても無呼吸はあるので、関連性には疑問が残ります。ただ、口呼吸が健康に良くないことはほぼ間違いがないので、改善できるものは改善したほうがいいと思います。

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いよいよ第三の原因、「低位舌」の解説です。低位舌とは舌が上顎の粘膜(口蓋といいます)から離れて舌足らずの状態です。上顎が狭くて舌が届かないと か、舌下のすじが短いとかの構造的な原因と口呼吸や喫煙などによる機能的な原因があります。まずは、ご自分の様子を観察してみて下さい。口を閉じた状態で 舌が上顎に張り付いていますか?もし張り付いてなければ、あなたは低位舌です。次に、嚥下(ごくんと唾を飲む)して張り付くかどうかみてください。それで も張り付かなければ構造的な原因で、手術の適応があるかもしれません。嚥下して張り付くなら機能的な原因で、「舌のトレーニング( 舌トレ )」をお薦めします。この低位舌は、肥満で肥大した舌と同じように、気道を狭くして無呼吸症を悪化させる原因になります。図のように、その影響は肥満者ほど受けやすい傾向があることが当センターの研究でわかりました。

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口蓋垂(のどちんこ)手術

13日(土)14日(日)の2日、武蔵一宮氷川神社と大宮公園で開催されている「埼玉WABISABI大祭典2018」。氷川マルシェにはイベントで知り合った方たちが出店したりスタッフでいたり。
ぜひ足を運んでいただきたい。

いびき対策の口蓋垂手術

そもそも口蓋垂(のどちんこ)が大きいといびきが出やすいという判断はどこから来たのでしょう。
実は口蓋垂は、激しいいびきをかくと、震えて引っ張られるので、なんと伸びてしまいます。
一般的に口蓋垂の長さは1cm弱程度でしょうが、私は長年いびきをかき続けたために、2cmから3cm程の長さがあります。
ところがこの私が、いびきを克服できたわけですから、長さはいびきとは関係ありません。いびきの激しい人を見れば、口蓋垂が長い。だから口蓋垂が長いのはいびきをかきやすいといういかにも西洋医学の考え方ですね。
いびきの結果で口蓋垂が伸びたわけですから、切ったらいびきをかかなくなるなんていうのは、本質を見ていない判断です。
しかもひどい手術例が最近ネットで見受けられるため黙っていられなくなりました。

日本歯科大学新潟病院のブログに以下のように出ています。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/center03/

『口蓋垂(のどちんこ)はいびきや無呼吸によって気道に吸い込まれて、次第に伸びます。そして、伸びた口蓋垂がなおさらいびきや無呼吸を引き起こすのです。それゆえ、口蓋垂の手術を受けても、口蓋垂が原因でなければ治りません。
という私も、第三世代の治療が開発されるまではたくさんの手術を手掛け、平成10年10月にはNHK総合テレビの「クローズアップ現代」で、レーザーに よる口蓋垂手術を日本で初めて紹介しました。この放送の視聴率は同番組の年間視聴率ランキングで第二位だったそうで、大きな反響がありました。この手術 は、写真のように弛んだ口蓋垂(右)をすっきりと短縮した口蓋垂(左)にするものなのですが、あたかも「那須の与一がゆれる小舟から扇を射落とす」ほど難 しく、後輩に奥義を教えるのに苦労しました。』

口蓋垂が原因でなければ治りませんという「まっとう」なことを言っていますが、第三世代(マウスピース)治療が普及してやる人が少なくなったと言っています。
しかも「口蓋垂が原因でなければ」と言う前に、いびきで伸びると言っていますから、もともとが口蓋垂が原因でいびきをかいている人はほぼいないということです。
この先生は、クローズアップ現代で取り上げられたとか自慢していますが、この後あちこちでなんちゃって手術を受けた人がたくさんいることに対する責任も感じてもらいたいものです。
ただ、この先生は、口蓋垂の役割を考えて、難しい手術を行い、写真のようにきちんと正しい口蓋垂を残しています。

さて、口蓋垂って切っちゃっていいのでしょうか?たしかにいびきで伸びてしまうのであれば、いびきを止めさえすれば、長くなった部分を切るのはありかもしれません。
口蓋垂は、物を飲み込むときに、鼻のほうに上がっていくのを抑える役目があります。特に水分などは、口蓋垂がなければ食道に流れきれず、いったん飲み込んだ後に、鼻のほうに逃げた飲食物が、気管に入ってしまう問題を起こします。
そのためおかしな手術を受けると、水を飲んだときに気道に入ってむせてしまうという問題を起こします。
若いうちはむせて排出できるのでいいでしょうが、年を取るとその力が弱まります。日本人の死因第3位は、肺炎ですが、お年寄りが風邪から肺炎を起こすと思っている方が多いと思います。実際は誤嚥性肺炎という、食べ物を飲み込むときに食道ではなく気道に入ってしまい、肺炎を起こして亡くなることが多いのです。
口蓋垂がなくなった方は、いったいどうなるのでしょう?
しかも、日本歯科大学の先生はちゃんと機能を残していますが、近ごろネットで見られる口蓋垂切除の写真は驚愕です。

写真例1

口蓋垂が真ん中から二つに分離されています。医者は何を考えたのでしょうか、いびきをかかないようにしながら、口蓋垂を残したつもりでしょうか?いびきの原因も口蓋垂の役割も全く理解していない例と言えます。
因みにこの写真の方は苦しい思いをしたが、いびきは消えなかったようです。

写真例2

まったく口蓋垂がありません。当然ながらまともに水も飲めないようです。いびきは消えたようですが、私の予想では、いびきは半年もすれば再発します。原因は口蓋垂でないので、残った組織がまたふるえるようになります。
因みにこの手術は成功でしょうか失敗でしょうか?
医者は手術前にどういう手術をするかを説明しています。そして手術の結果いびきが消えるかどうかはやってみなければわからないということはきちんと伝えているはずです。
要するに美容整形手術と一緒です。
目を二重にする手術で、二重にすることはできてもそれで美人になるかどうかは別問題ということです。
そういう意味で手術は成功です。説明したとおりの手術になっているわけです。そのあといびきが消えるかどうかは別だし、将来肺炎になるリスクが増えるのは別の問題ということです。

さて、いびきを消すだけが目的ならば、音がしなくなれば良いと考えるようですが、なぜいびきをかくのかが忘れられています。いびきは生活習慣病の症状ととらえていただきたいのです。生活習慣が良くないのに、その症状であるいびきを手術で消せば、悪い習慣は更によくない方向に進んでしまいます。
医者が本来しなければいけない事は、対症療法的にいびきの音を消す施術ではなく、生活習慣の改善を指導して、いびきが出ないように改善させることです。

いびきを専門で手術している医者の中には、手術していびきが消える人と消えない人が見ただけでわかるようです。だから、いびきが消えないと思われる人に手術を進めないと言います。
同じ手術をしても治らない人がいるということは、結局は程度の問題ということです。どういうことかと言えば、再発がほぼ間違いないということです。

いびきの一番の問題は他人の安眠を脅かす騒音です。そのうえで、生活習慣を改善し、いびきが出ない生活を続けることが重要なのです。
Sleep Laboをご購入いただいた方のなかには、何度も手術をしたがいびきが消えなかったという方が少なくありません。
体に無理をかけず、いびきの音を減少させる唯一の解決策が「Sleep Labo」を使う事です。

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口蓋垂(のどちんこ)手術

庭で取れたブラックベリー
まだまだたくさん採れそうです。ちょっと酸っぱい。少し早いのかもしれません。雨の中収穫するのが嫌なので、黒くなったらまとめて取ってしまうのですが、本当は自然に落ちるくらいに、触っただけで取れるくらいまで待つ必要があるようです。

いびき対策の口蓋垂手術

そもそも口蓋垂(のどちんこ)が大きいといびきが出やすいという判断はどこから来たのでしょう。
実は口蓋垂は、激しいいびきをかくと、震えて引っ張られるので、なんと伸びてしまいます。
一般的に口蓋垂の長さは1cm弱程度でしょうが、私は長年いびきをかき続けたために、2cmから3cm程の長さがあります。
ところがこの私が、いびきを克服できたわけですから、長さはいびきとは関係ありません。いびきの激しい人を見れば、口蓋垂が長い。だから口蓋垂が長いのはいびきをかきやすいといういかにも西洋医学の考え方ですね。
いびきの結果で口蓋垂が伸びたわけですから、切ったらいびきをかかなくなるなんていうのは、本質を見ていない判断です。
しかもひどい手術例が最近ネットで見受けられるため黙っていられなくなりました。

日本歯科大学新潟病院のブログに以下のように出ています。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/center03/

『口蓋垂(のどちんこ)はいびきや無呼吸によって気道に吸い込まれて、次第に伸びます。そして、伸びた口蓋垂がなおさらいびきや無呼吸を引き起こすのです。それゆえ、口蓋垂の手術を受けても、口蓋垂が原因でなければ治りません。
という私も、第三世代の治療が開発されるまではたくさんの手術を手掛け、平成10年10月にはNHK総合テレビの「クローズアップ現代」で、レーザーに よる口蓋垂手術を日本で初めて紹介しました。この放送の視聴率は同番組の年間視聴率ランキングで第二位だったそうで、大きな反響がありました。この手術 は、写真のように弛んだ口蓋垂(右)をすっきりと短縮した口蓋垂(左)にするものなのですが、あたかも「那須の与一がゆれる小舟から扇を射落とす」ほど難 しく、後輩に奥義を教えるのに苦労しました。』

口蓋垂が原因でなければ治りませんという「まっとう」なことを言っていますが、第三世代(マウスピース)治療が普及してやる人が少なくなったと言っています。
しかも「口蓋垂が原因でなければ」と言う前に、いびきで伸びると言っていますから、もともとが口蓋垂が原因でいびきをかいている人はほぼいないということです。
この先生は、クローズアップ現代で取り上げられたとか自慢していますが、この後あちこちでなんちゃって手術を受けた人がたくさんいることに対する責任も感じてもらいたいものです。
ただ、この先生は、口蓋垂の役割を考えて、難しい手術を行い、写真のようにきちんと正しい口蓋垂を残しています。

さて、口蓋垂って切っちゃっていいのでしょうか?たしかにいびきで伸びてしまうのであれば、いびきを止めさえすれば、長くなった部分を切るのはありかもしれません。
口蓋垂は、物を飲み込むときに、鼻のほうに上がっていくのを抑える役目があります。特に水分などは、口蓋垂がなければ食道に流れきれず、いったん飲み込んだ後に、鼻のほうに逃げた飲食物が、気管に入ってしまう問題を起こします。
そのためおかしな手術を受けると、水を飲んだときに気道に入ってむせてしまうという問題を起こします。
若いうちはむせて排出できるのでいいでしょうが、年を取るとその力が弱まります。日本人の死因第3位は、肺炎ですが、お年寄りが風邪から肺炎を起こすと思っている方が多いと思います。実際は誤嚥性肺炎という、食べ物を飲み込むときに食道ではなく気道に入ってしまい、肺炎を起こして亡くなることが多いのです。
口蓋垂がなくなった方は、いったいどうなるのでしょう?
しかも、日本歯科大学の先生はちゃんと機能を残していますが、近ごろネットで見られる口蓋垂切除の写真は驚愕です。

写真例1

口蓋垂が真ん中から二つに分離されています。医者は何を考えたのでしょうか、いびきをかかないようにしながら、口蓋垂を残したつもりでしょうか?いびきの原因も口蓋垂の役割も全く理解していない例と言えます。
因みにこの写真の方は苦しい思いをしたが、いびきは消えなかったようです。

写真例2

まったく口蓋垂がありません。当然ながらまともに水も飲めないようです。いびきは消えたようですが、私の予想では、いびきは半年もすれば再発します。原因は口蓋垂でないので、残った組織がまたふるえるようになります。
因みにこの手術は成功でしょうか失敗でしょうか?
医者は手術前にどういう手術をするかを説明しています。そして手術の結果いびきが消えるかどうかはやってみなければわからないということはきちんと伝えているはずです。
要するに美容整形手術と一緒です。
目を二重にする手術で、二重にすることはできてもそれで美人になるかどうかは別問題ということです。
そういう意味で手術は成功です。説明したとおりの手術になっているわけです。そのあといびきが消えるかどうかは別だし、将来肺炎になるリスクが増えるのは別の問題ということです。

それでも毎日のように、どこかいびきの為の口蓋垂切除術でいい病院がないでしょうかという質問がやってきます。

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低位舌と閉塞性無呼吸

オウム事件が一つの区切りを見せたようですね。地下鉄サリン事件から23年経って、首謀者の死刑が執行されたのですが、結局謝罪も無く、何も語ることがないままで、もやもやしたものが残ります。

低位舌と閉塞性無呼吸
睡眠時無呼吸の原因と言われる舌の落ち込みである「低位舌」のセルフチェック方法について、日本歯科大学新潟病院で紹介されている「トピックス&コラム」で、解りやすく解説されていますので、以下にご紹介させていただきます。
ただし、低位舌が睡眠時無呼吸の原因かどうかは、疑問が残ります。なぜなら口呼吸自体がいびきや無呼吸の原因ではないことははっきりしていますし、いびきをかかなくても無呼吸はあるので、関連性には疑問が残ります。ただ、口呼吸が健康に良くないことはほぼ間違いがないので、改善できるものは改善したほうがいいと思います。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/center03/

いよいよ第三の原因、「低位舌」の解説です。低位舌とは舌が上顎の粘膜(口蓋といいます)から離れて舌足らずの状態です。上顎が狭くて舌が届かないと か、舌下のすじが短いとかの構造的な原因と口呼吸や喫煙などによる機能的な原因があります。まずは、ご自分の様子を観察してみて下さい。口を閉じた状態で 舌が上顎に張り付いていますか?もし張り付いてなければ、あなたは低位舌です。次に、嚥下(ごくんと唾を飲む)して張り付くかどうかみてください。それで も張り付かなければ構造的な原因で、手術の適応があるかもしれません。嚥下して張り付くなら機能的な原因で、「舌のトレーニング( 舌トレ )」をお薦めします。この低位舌は、肥満で肥大した舌と同じように、気道を狭くして無呼吸症を悪化させる原因になります。図のように、その影響は肥満者ほど受けやすい傾向があることが当センターの研究でわかりました。

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いびき対策の間違い「口蓋垂切除手術」

沖縄では梅雨明け宣言が出たようです。西日本、東日本では、これから梅雨終盤に入って、大雨が心配になるようです。群馬や大阪で大きな地震がありました。地震も雨も、基本的には地球のバランスの崩れを元に戻す作用です。雨の多い場所や、台風の通り道で地震が起きやすいのは、そこにひずみがたまっているのを戻そうとする同じ作用なのです。

いびき対策の間違い「扁桃・口蓋垂切除手術」
いびきの原因が明らかな組織の異常であるならば、手術も致し方ないとは思いますが、覚醒時に何の問題もなく、寝ている間だけの問題であれば、本当の意味で必要な手術なのかが疑問です。扁桃肥大だから取ってしまおうというのも、あまりにも乱暴な処置と思うのですが、取る決断をした方にとっては、それほど大きな問題であったわけです。
ちょっと前まで、すぐに手術で取ってしまいましょうという医者が多かったようですし、実際子供の頃に取ってしまったという方も多いようです。
さすがに現在ではその風潮も少し納まり、ある程度生活に支障が出るほどの発熱があり、それが一定の基準を超えるようであれば、切除するというように変わってきているようです。
そもそも扁桃は、体内へ侵入しようとする病原体(ウイルス、細菌)から体を防御する免疫の役割を持っているそうですが、中学生ぐらいになると、免疫機能が全身で発達するため、なくてもよいという説明が多いようです。
しかし、人間の体に不要な組織などはなく、本当に不要であれば、アポトーシス機能が働き、オタマジャクシのしっぽのように、吸収されてなくなるでしょう。虫垂にしても扁桃にしても、必要な機能をもっているから存在するはずです。

とはいえ、残念ながら溶連菌による扁桃炎などにより、あまりにも生活に支障が出る症状が多い場合に、切除手術が行われるのですが、本来の必要な機能が失われるリスクについては、明確な回答がないようです。
私の個人的な考えと断って書きますが、扁桃は病原体を退治する組織ではないかと思っています。要するにこの組織に炎症を起こすことで、抗体反応を起こし、高熱を発することで病原体を退治する組織ということです。なぜ喉に有って唾も飲み込めないほど苦しいかといえば、抗体反応に使うエネルギーを、食物を消化するエネルギーに使われないように、ブロックする役目を持っているのだと思います。

ドイツの医科大学教授ジョセフ・イセルス氏は、「世界には二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ」と言われたようですが、まさに食事を止めて病原体に対する反応で高熱を出す最大の効果を狙った体の仕組みであると思います。

すでに、扁桃を切ってしまった方は、「高熱に苦しまなくなった」ということですが、免疫反応である高熱で病原体を退治する場所がなくなってしまったために、ずっと解熱剤を飲んでいるのと同じ状態になったということです。
まあ、扁桃腺以外にも免疫反応機構は体にあるので、まったくの無防備ではないと思いますが、パソコンで言えばアンチウィルスソフトはとりあえず入っているけど、ゲートウェイは機能していないような状態でしょうか。

さて、扁桃肥大などがいびきの原因として上げられることは最初に書きましたが、いびき対策としてレーザー手術というのが、広告によくあります。扁桃切除手術を行うと、10万円以上のお金がかかることや、術後の痛みが少なくとも2週間ほどはかなり苦しむことになるなど、躊躇される方も多いと思いますが、レーザー手術であれば、数万円で済むし、日帰りで手術ができますよと謳っています。

しかしよく見ましょう。レーザー手術で切るところは扁桃ではありません。口蓋垂。いわゆるノドチンコとその周辺です。
口蓋垂切除手術に関して、日本歯科大学新潟病院で紹介されている「トピックス&コラム」が分かりやすいのでご紹介させていただきます。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/center03/

口蓋垂(のどちんこ)はいびきや無呼吸によって気道に吸い込まれて、次第に伸びます。そして、伸びた口蓋垂がなおさらいびきや無呼吸を引き起こすのです。それゆえ、口蓋垂の手術を受けても、口蓋垂が原因でなければ治りません。
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そのうちに、第三世代の治療法が主流となって、この手術を受ける人は減じました。

LAUP前後

ここで紹介されているようにこの手術そのものは第三世代の治療法(マウスピース)に切り替わり減っているということと、長く伸びすぎた分を切り取るものであって、手術そのものも難しいと言われています。
ところが最近ネットで紹介されている手術の写真などを見ると、口蓋垂そのものが基からなくなっている写真などを見てびっくりするのです。
口蓋垂が長すぎていびきが出ているのであれば手術の効果は多少あるかもしれませんが、それが原因かどうかは取ってみないとわからないわけです。
まず口蓋垂そのものの役割を無視して取り除いた場合、将来的な嚥下障害のリスクが高まるのではないかと危惧いたします。
日本人の死因第3位に入っている肺炎は、高齢者の誤嚥性肺炎が多く、誤嚥を防ぐ仕組みが口蓋垂や扁桃でもあるのです。
若いうちは誤嚥しても、むせて咳き込めば肺炎に至るまではないかもしれませんが、高齢になったときに口蓋垂がないことがどれだけのリスクかをよく考えたほうがいいと思います。

私が過去ネットで見てひどいと思った写真をご紹介します。
口蓋垂そのものが跡形もなくなっています。

まあ、当然ながら口蓋垂が原因でいびきがうるさい方もいると思いますので、効果がないとは言えませんが、医学的な意味合いは何でしょう?
ちなみに私自身は、長年のいびきで口蓋垂は、かなり長くなってしまっています(たぶん3㎝弱ほど)。しかしいびきはなくなりました。いびきで口蓋垂が長く伸びるのはあると思いますが、口蓋垂が長いことがいびきを引き起こしているのではないと確信しています。

体の一部を取ってしまうわけです。もとには戻せないでしょう。十分検討して結論を出すべきだと思います。

このような状態で、いびきを抑えるためにサプリや漢方薬で気道拡張を行おうとすると、胃酸が肺に逆流する逆流性肺炎の危険が出ます。
確かに元々気道を狭めている肥満を解消したり、扁桃腺が腫れているなどは、治療が必要かと思いますが、原因を解決しないまま気道拡張の対症療法的な行為は、危険を伴う懸念があります。

なお、対症療法であることを踏まえたうえで、それでも効果を見るということで、意味のある論文もご紹介いたします。

(論文)口蓋垂切除手術の効果判定
https://rudder-coltd.jp/2018/04/15/effectuvular/

低減の効果は認められるものの、解消というのはほとんどないということが結果ですが、対症療法とはいえそれなりの効果を認めるということになりますね。ただ、藤田保健衛生大学病院では、やたらと切るのではなく、口蓋垂や軟口蓋の役割を理解したうえで、リスクを回避した切除術を行っているところがかなり評価できると思います。

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