ベンチで昼寝

暖かい日差しの当たるベンチに腰を掛けて空を仰ぐと、ゆっくりと流れる白い雲。そのまま昼寝でもしたら気持ちいいだろうな。
年度末ですからね。最後のノルマに必死になっているサラリーマンを横目に、ベンチでいびきかいているサボリーマンもいるんだろうな。とりあえず花見も近い良い時期です。

睡眠時無呼吸症候群の対症療法の中でも、CPAPに関しては、改善効果が高いのが知られています。一般的に対症療法は根本原因改善にならないので、場合によっては症状を長引かせるなどのマイナス面も出るのですが、CPAPはQOL改善になることがちょっといいところです。なぜかというと、実は睡眠時無呼吸症候群やいびきの原因と思われる「胃食道逆流症」に対してCPAPが対症療法としても効果的なのです。

いびき対策の間違い「CPAP」
睡眠時無呼吸症候群の対症療法として使われる、圧のある空気を強制的に気道に送り込んで呼吸させる器具ですね。患者のQOL改善が短期でできることで、効果が高いといわれています。ただ、CPAPだけでは、あくまでも対症療法ですので、生活習慣改善や肥満解消で、長期的に使い続けない指導を医者が心がけてくれなければだめだと思います。
CPAPに関しては、非常に効果が出ているという人と続かずにやめちゃった人がはっきりしています。また、非常に効果が出ている人の話を聞くと、睡眠時無呼吸の症状である昼間の眠気が解消されるようですが、いびきはかいているとか、機械の音がうるさいとか、どうやらご家族のQOL改善にはあまり貢献していないのが実態ではないかと思います。

CPAPの利用に関する相反する記事がありますのでご紹介いたします。
① 睡眠時無呼吸症候群の治療に用いられるCPAPですが、胃食道逆流症をおこす場合があるという報告

② 京都新聞「睡眠時無呼吸症候群、治療後太りやすく」という記事。
https://rudder-coltd.jp/2017/01/10/cpapdefutoru/

また、CPAPの利用に関しての医療機関の大変さもあるようです。
「睡眠時無呼吸症候群CPAP治療費の問題点」
https://rudder-coltd.jp/2017/02/14/sascpap/

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