扁桃切除手術と口蓋垂レーザー手術の違い

いびきの原因の一つに、扁桃(現在では扁桃腺と呼ばないようです。)の肥大があげられることが多いのですが、扁桃については、ちょっと前まで、すぐに手術で取ってしまいましょうという医者が多かったようですし、実際子供の頃に取ってしまったという方も多いようです。

さすがに現在ではその風潮も少し納まり、ある程度生活に支障が出るほどの発熱があり、それが一定の基準を超えるようであれば、切除するというように変わってきているようです。
そもそも扁桃は、体内へ侵入しようとする病原体(ウイルス、細菌)から体を防御する免疫の役割を持っているそうですが、中学生ぐらいになると、免疫機能が全身で発達するため、なくてもよいという説明が多いようです。
しかし、人間の体に不要な組織などはなく、本当に不要であれば、アポトーシス機能が働き、オタマジャクシのしっぽのように、吸収されてなくなるでしょう。虫垂にしても扁桃にしても、必要な機能をもっているから存在するはずです。

とはいえ、残念ながら溶連菌による扁桃炎などにより、あまりにも生活に支障が出る症状が多い場合に、切除手術が行われるのですが、本来の必要な機能が失われるリスクについては、明確な回答がないようです。
私の個人的な考えと断って書きますが、扁桃は病原体を退治する組織ではないかと思っています。要するにこの組織に炎症を起こすことで、抗体反応を起こし、高熱を発することで病原体を退治する組織ということです。なぜ喉に有って唾も飲み込めないほど苦しいかといえば、抗体反応に使うエネルギーを、食物を消化するエネルギーに使われないように、ブロックする役目を持っているのだと思います。

ドイツの医科大学教授ジョセフ・イセルス氏は、「世界には二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ」と言われたようですが、まさに食事を止めて病原体に対する反応で高熱を出す最大の効果を狙った体の仕組みであると思います。

すでに、扁桃を切ってしまった方は、「高熱に苦しまなくなった」ということですが、免疫反応である高熱で病原体を退治する場所がなくなってしまったために、ずっと解熱剤を飲んでいるのと同じ状態になったということです。
まあ、扁桃腺以外にも免疫反応機構は体にあるので、まったくの無防備ではないと思いますが、パソコンで言えばアンチウィルスソフトはとりあえず入っているけど、ゲートウェイは機能していないような状態でしょうか。

さて、扁桃肥大などがいびきの原因として上げられることは最初に書きましたが、いびき対策としてレーザー手術というのが、広告によくあります。扁桃切除手術を行うと、10万円以上のお金がかかることや、術後の痛みが少なくとも2週間ほどはかなり苦しむことになるなど、躊躇される方も多いと思いますが、レーザー手術であれば、数万円で済むし、日帰りで手術ができますよと謳っています。

しかしよく見ましょう。レーザー手術で切るところは扁桃ではありません。口蓋垂。いわゆるノドチンコとその周辺です。

まあ、当然ながら口蓋垂が原因でいびきがうるさい方もいると思いますので、効果がないとは言えませんが、医学的な意味合いは何でしょう?
体の一部を取ってしまうわけです。もとには戻せないでしょう。十分検討して結論を出すべきだと思います。

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