「安眠家具」カテゴリーアーカイブ

うるさくて眠れない

Sleep Laboのお問い合わせで一番多いのが、「自分のいびきが原因でクレームを受けている。何とかしたい。」という内容です。
思いのほか、周囲の騒音がひどくて、眠れない。何とかしたいというお問い合わせは、少ないのです。
私自身が、昔住んでいたマンションの近くを高速道路が走っていて、エアコンを使うほど暑くはないが、窓を開けて風を入れたいときに、高速道路の音でイライラした経験があります。
後は隣の家の犬(秋田犬を3匹ほど飼っている家でした)が一晩中吠えていた時には、殺意が芽生えたほどでした。
当時Sleep Laboがあれば解決付いたかどうかはわかりませんが、多少は楽になったかもしれません。
睡眠を邪魔される辛さが分かれば、睡眠を邪魔していることで、相手からどう思われているかが分かる様な気もします。
いびきがうるさいと言われたときは、素直に対処する気持ちが必要ですね。

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日中と夜間の明かりに関する生理の研究

どうしても夜間の仕事で日中睡眠をとる必要がある方たちがいます。その方たちができるだけ健康な睡眠をとり、ストレスを軽減できるよう、Sleep Laboを使っていただきたいと思います。
火を使う前でも、月明かりの中では、かなりの活動ができていたのではないかと推測されますが、ほんのわずかな明かりに対しても、人の生理機能は大きな差異が出ているようです。
人口の明かりにより、人間の活動が昼夜を問わず可能となってからの人類の歴史は、それまで生物として生きてきた歴史に比べて短いということなのでしょうか。
奈良県立大学による光暴露の研究論文をご紹介します。
光曝露およびメラトニン分泌量に関する時間疫学研究
大林賢史
奈良県立医科大学医学部 地域健康医学講座
http://chronobiology.jp/journal/JSC2015-1-013.pdf

はじめに
私が生体リズムの研究を開始したのは2010年からで、生体リズム研究との関わりはたかだか4~5年だけであることをはじめに告白しなければなりません。それにも関わらず今回、日本時間生物学会学術奨励賞という栄誉ある賞をいただいたのは、同学会および選考委員の先生方の懐の深さによるものと、ここに記して深謝いたします。

“Heart”リズムから“Biological”リズムへ
私は大学卒業後、“Heart”リズムに興味をもち循環器内科医として臨床業務に従事してきました。
学生時代から医学と同じくらい興味を持っていた建築学を学びたいという気持ちが徐々に強くなってきたある日、秋葉原の書店で「住居医学」というタイトルの小さな本が目に止まりました[1]。その本を読み、どうやら自分は医学と建築学の間を埋めるような仕事をしたいのではないか、と思うようになりました。「住居医学」の編者であった筏義人(いかだよしと)先生に連絡をとり、とりあえず話を伺いに奈良県立医科大学まで行くことにしました。奈良は修学旅行以来であったように思いますが、どこか懐かしく、ゆっくりとした時間が流れていました。住居医学なるものを教えてもらえると思い込んでいた私は、「やりたいことがあれば自由にやりなさい」という筏先生の言葉に幾分戸惑いを覚えながら、京都駅で新幹線に乗り換え東京に帰ったことを覚えています。その後に分かったのですが、筏先生は“バイオマテリアルの父”と呼ばれるような再生医療工学の偉大な先生であったということで合点がいきました。とにもかくにも、自分がやりたいことが何となく見えてきていたので、奈良県立医科大学に行くことにしました。
奈良医大での研究生活は筏先生の言葉以上に「自由」でした。それまでにしっかりとした研究をしたことがなかった私は苦痛に感じることもありましたが、先行研究を調べていくと医学と建築学の間には、ネグレクトされ続けた広大なフロンティアが存在することが分かってきて、次第にのめり込んでいきました。「住環境」に注目した医学研究をすることを決めた頃、すでに温熱環境と血圧の研究を独自に立ち上げていた奈良医大の佐伯圭吾(さえきけいご)先生と出会いました。最も注目すべき住環境因子は「光」と「温度」であると考えていたので、私が「光」を担当することとして、「温度」の佐伯先生と2人で大規模疫学研究を立ち上げることになりました。その名も平城京スタディ(HousingEnvironments and Health Investigation amongJapanese Older People in Nara, Kansai Region: AProspective Community-Based Cohort Study)。ちょっとダサいなと思いながらも、他に良い名称も思いつかずに決定してしまいました。
現代人は日中に屋内で生活することが多いため日中光曝露量が少なく、夜間は人工照明を使うため夜間光曝露量が多い傾向があります(図1)[2]。


現代人のこのような光の浴び方が、生体リズムの変化やメラトニン分泌の減少を引き起こし、現代社会で増加している肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧症、不眠症、うつ病など多くの疾病の原因になっているのではないか?これが私どもの研究仮説です。
この仮説は、先行する動物実験や少人数のヒトを対象にした実験研究によりすでにその可能性が示唆されていました。例えば、三島先生らは睡眠障害のある高齢者(n=10)に日中2000luxの光照射を4時間行い、その後のメラトニン分泌量が増加し、睡眠障害が改善したことを報告しています[ 3]。
Riemersma-van der Lekらはグループケア施設に入所している高齢者(n=189)を日中の照度レベルが異なる2群(1000lux と300lux)に無作為に分け、3.5年後の認知機能とうつ症状を測定しました。結果では、1000lux群が300lux群に比較して有意に認知機能が保たれており、うつ症状も少なかったということを報告しています[4]。また、Fonkenらはラットを3つの異なる12時間ずつの明暗サイクル(①LD:150lux+0lux ②LL:150lux+150lux ③DM:150lux+5lux)で8週間飼育したときの体重変化を報告しています[5]。結果では、LD群に比べてLL群で有意に体重が増加し、興味深いことにDM群(暗期を5 luxにしただけ)でもLL群と同様に体重増加がみられ、耐糖能障害を発症していました。
このような先行研究から、光が生体リズムを介して疾病発症に関わっている可能性が十分に考えられましたが、日常生活で浴びる光が他の要因にかき消されないほどの影響力を持っているのでしょうか?
私どもは疫学的手法を用いて、そのことを明らかにしたいと考えています。こうして、私の興味は“Heart”リズムから“Biological”リズムに移っていきました。

データコレクション=4年+免停+廃車
疫学研究はどろ臭い。エレガントさは微塵もない。私がもつ疫学研究に対してのイメージです。私どもの研究は、自力で対象者を募集するところから始まりました。自治会や老人会の会長さんが集まる会合があると聞けば行って、研究への参加を呼びかけました。健康診断の会場に出向いて健康講座とわずかな謝礼で、また研究への参加を呼びかけました。そんな地道な努力をしながら、やっとの思いで1年分の対象者(n=250 ~ 350程度)の参加同意を得て、実際のデータコレクションに移ることができたわけです。
データコレクションは、対象者集め以上にどろ臭い作業でありました。平城京スタディは対象者宅を1件1件訪問する調査スタイルをとっています。住環境を測定するためには家の中におじゃまして、たくさんの照度センサーや温度センサーなどを設置しなければならないので、避けられない調査スタイルでした。訪問調査は自動車で奈良の狭い路地を通って行っていました。ナビゲーションシステムに対象者の住所を入力したはずなのに、古墳の中に案内されたりすることもしばしばありました。その日の機器設置などが終わると、2日後に機器を回収するために再訪問し、大学に戻ってデータをパソコンに落とす作業をしました。疲労のためか、大学へ戻る際の走行速度が無意識に上がってしまい、2人ともスピード違反で免許停止処分をくらいました。私は京都に住んでおり、奈良県曽爾村を調査中には往復200kmの移動をする必要があり、帰宅途中に事故で自動車が廃車になることもありました。このように、住環境調査のデータコレクションは過酷ゆえ、「医学と建築学の間のネグレクトされ続けた広大なフロンティア」の必然性に気づきました。こんなに大変な調査は誰もやらないでしょう。そういう意味では、私どもの後にも誰も続かない可能性があり、しっかりと結果を報告していかないといけない責務を負っているものと考えています。
徐々に調査・作業は効率化されてきましたが、昨年に1127人のベースライン調査(のべ3000回の訪問)が完了するまでの4年間はとても大変でした。
しかし、今後、ベースライン調査後の疾病発症などを追跡調査する上で、対象者とのface-to-faceのやり取りで得た信頼関係は何より大きな財産です。とはいえ、このスタイルの調査はもう二度としたくないと今は思っています。

光曝露量を実測した世界ではじめての大規模疫学研究
先に述べたように、光曝露情報を含めた住環境を実測して健康指標との関連を調査する大規模疫学研究はこれまでにありませんでした。私どもは対象者全員の日中(離床~入床)の光曝露量を腕時計型の照度ロガー(Actiwitch 2, Respironics Inc., USA,図2)を用いて、夜間(入床~離床)の光曝露量を寝室に設置した照度ロガー(LX-28SD, 佐藤商事, 日本, 図3)を用いて1分間隔で48時間測定しました。以下に横断解析の結果を示します。

表1に初期対象者192人の日中および夜間の光曝露量を示します。日中平均光曝露量は435.7lux(4分位範囲:253.1-808.5)、1000lux以上の光曝露時間は72.3分(37.1-123.8)で、夜間平均光曝露量は1.4 lux(4分位範囲:0.4-5.3)でした。また連続2日間の再現性は相関係数(rs)0.61-0.73でありました[6]。
夜間のメラトニン分泌量は夜間蓄尿により分泌総量を算出しました。メラトニン分泌量を従属変数とした単変量線形回帰分析において、メラトニン分泌量と関連を認めた因子は、年齢・喫煙状況・ベンゾジアゼピン内服・日長時間・身体活動量および日中光曝露量でした。夜間光曝露量はメラトニン分泌と関連を認めませんでした。これらの潜在的交絡因子を同時投入した多変量線形回帰分析モデルにおいて、日中光曝露量( 日中平均光曝露量および1000 lux以上の光曝露時間)はメラトニン分泌量と有意に関連していました(ともに回帰係数0.101, P<0.05)。それぞれの項目に平均値を代入した回帰式より、1000 lux以上の光曝露時間とメラトニン分泌の関連を図4に示します[6]。

528人を夜間平均光曝露量 = 3luxをカットオフ値として、夜間光曝露量が多い群(145人)と少ない群(383人)の2群に分け、年齢・性別・喫煙状況・飲酒習慣・世帯収入・教育年数を同時投入した多変量ロジスティック回帰分析モデルにおいて、夜間光曝露量が<3luxの群に比較して、≧3luxの群における肥満症および脂質異常症のオッズ比は、それぞれ1.89、1.72と有意に高いことが分かりました(ともにP<0.05, 図5)[7]。


これらの結果は、先に述べた三島先生やFonkenらの先行実験研究で示されていた日中・夜間光曝露による生体影響が日常生活でも同様で起こる可能性を一般高齢者集団で実証した点で重要なものであると思われます。さらに夜間の光曝露量はアクチグラフで測定した睡眠の質、質問票を用いて測定した睡眠の質やうつ症状、頚動脈超音波検査による動脈硬化指標などと関連することを報告しました[8-10]。また、メラトニン分泌量は血圧変動、夜間頻尿、白血球・血小板数、Cardio-ankle vascularindexによる動脈硬化指標などと関連することを報告しました[11-14]。

疫学研究の醍醐味
一般高齢者を対象に日常生活における光曝露やメラトニン分泌量が様々な健康指標と関連することを報告してきましたが、これらの多くは横断解析の結果であり因果について言及することはできません。今後、全対象者を毎年追跡調査し、ベースライン調査時の光曝露情報とその後の疾病発症や死亡などの関連を縦断的に解析することにより、よりエビデンスレベルの高い結果が得られると考えています。私どもの研究はまだまだ初期段階であり、これから疫学研究の醍醐味を味わいたいと思っています。
疫学研究でしか明らかにできないことも多くあります。そのひとつに光曝露の長期的影響があります。例えば、夜間の光曝露のような有害である可能性がある因子をヒトに実験研究で長期間曝露させ続けることは倫理的にできないということです。疫学研究の強みをしっかり生かして研究をしてきたいと思っています。

おわりに
本研究は多くの先生やスタッフのサポートを得て行うことができています。一緒に苦楽を共にした佐伯圭吾先生(奈良県立医科大学地域健康医学講座講師)、大いなる自由を与えてくれた筏義人先生(元 奈良県立医科大学住居医学講座 教授)、疫学の醍醐味をご指導いただいている車谷典男先生(奈良県立医科大学地域健康医学講座 教授)、いつも私どもを陰ながらサポートしてくれる岩本淳子先生(天理医療大学看護学科 教授)、興味深いデバイスを提供くれる刀根庸浩先生(奈良県立医科大学産学官連携推進センター 特任助手)、過酷な調査を一緒に実施してくれた調査スタッフの上村幸子さん、竹中直美さん、中島圭伊子さん、その他、多くの関係者の方々に深く感謝申し上げます。
最後に、本奨励賞受賞講演の際に座長を快く引き受けていただいた九州大学の樋口重和先生に「彗星のごとく現れた」という一節でご紹介いただき大変光栄に思っております。しかし同時に「彗星のごとく消えない」ようにしなければいけないとも思い、気持ちを引き締め息の長い研究をしようと心に強く誓いました。
参考文献
1) 筏義人 編. 住居医学( Ⅰ ). 産業図書.(2007)
2) 大林賢史、佐伯圭吾. メラトニンと高血圧、動脈硬化. アンチ・エイジング医学.10:692-696(2014)
3) Mishima K, Okawa M, Shimizu T, HishikawaY. Diminished melatonin secretion in theelderly caused by insufficient environmentalillumination. J Clin Endocrinol Metab.
86:129-34.(2001)
4) Riemersma-van der Lek RF, Swaab DF,Twisk J, Hol EM, Hoogendijk WJ, VanSomeren EJ. Effect of bright light andmelatonin on cognitive and noncognitivefunction in elderly residents of group carefacilities: a randomized controlled trial. JAMA.
299:2642-55.(2008)
5) Fonken LK, Workman JL, Walton JC, WeilZM, Morris JS, Haim A, Nelson RJ. Light atnight increases body mass by shifting thetime of food intake. Proc Natl Acad Sci USA.
107:18664-9.(2010)
6) Obayashi K, Saeki K, Iwamoto J, Okamoto N,Tomioka K, Nezu S, Ikada Y, Kurumatani N.Positive effect of daylight exposure onnocturnal urinary melatonin excretion in theelderly: a cross-sectional analysis of theHEIJO-KYO study. J Clin Endocrinol Metab.
97:4166-73.(2012)
7) Obayashi K, Saeki K, Iwamoto J, Okamoto N,Tomioka K, Nezu S, Ikada Y, Kurumatani N.Exposure to light at night, nocturnal urinarymelatonin excretion, and obesity/dyslipidemiain the elderly: a cross-sectional analysis of theHEIJO-KYO study. J Clin Endocrinol Metab.
98:337-44.(2013)
8) Obayashi K, Saeki K, Kurumatani N.Association between light exposure at nighta n d i n s o m n i a i n t h e g e n e r a l e l d e r l ypopulation: the HEIJO-KYO cohort. Chronobiol
Int. 31:976-82.(2014)
9) Obayashi K, Saeki K, Iwamoto J, Ikada Y,Kurumatani N. Exposure to light at night andrisk of depression in the elderly. J Affect
Disord. 151:331-6.(2013)
10) Obayashi K, Saeki K, Kurumatani N. Lightexposure at night is associated withsubclinical carotid atherosclerosis in thegeneral elderly population: The HEIJO-KYO
cohort. Chronobiol Int. 32:310-7.(2015)
11) Obayashi K, Saeki K, Iwamoto J, Okamoto N,Tomioka K, Nezu S, Ikada Y, Kurumatani N.Nocturnal urinary melatonin excretion isassociated with non-dipper pattern in elderlyhypertensives. Hypertens Res. 36:736-40.(2013)
12) Obayashi K, Saeki K, Kurumatani N.Association between melatonin secretion andnocturia in elderly individuals: a crosssectionalstudy of the HEIJO-KYO cohort. JUrol. 191:1816-21.(2014)
13) Obayashi K, Saeki K, Kurumatani N. Highermelatonin secretion is associated with lowerleukocyte and platelet counts in the generalelderly population: the HEIJO-KYO cohort. JPineal Res. 58:227-33.(2015)
14) Obayashi K, Saeki K, Kurumatani N.A s s o c i a t i o n b e t w e e n u r i n a r y6-sulfatoxymelatonin excretion and arterialstiff ness in the general elderly population: theHEIJO-KYO cohort. J Clin Endocrinol Metab.
99:3233-9.(2014)

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価格比較耐久性

大きな低気圧だった様で、いまだに強い風が吹いてます。
晴れているけれど寒いです。
26日の日曜日は、「さんきゅう参道」ですが、曇りから雨マークがついたようで、少し心配ですね。
お客さんがたくさん来てくれるように願います。

RUDDER Sleep Laboと、いびき対策グッズ関係の価格を比較してみました。

価格の高い順ランキングになっています。

実際に効果があるのかどうかについては、人によって違いがあることと、いびきの解消効果って、本人には判断が付きませんね。それといびきをかいている理由があるので、そこに病気が隠れていたりした場合は、単純にいびきを消すことが正しいのかどうかも気になります。

さて、安眠家具「SleepLabo」は福岡県大川市に本社を持つ家具製造メーカーに製造委託しています。
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災害対策としての安眠家具

宮城県南三陸町の災害公営住宅すべて完成というニュースがありました。6年前の東日本大震災の災害公営住宅がすべて完成し、最後の落成式が開かれたとのことです。
これまで仮設住宅に住まわれた方は6年間のつらい生活だったと思います。
ただ、宮城県では、仮設住宅(みなしを含む)に暮らす方は、まだ2万人以上いらっしゃるようです。災害復興は進んでいるのでしょうが、6年たってもそれだけの方たちが不便な生活を余儀なくされていることに、震災の規模の大きさを改めて知らされます。
日本では、必ず来ると言われる大災害が予測されているということ自体、考えれば恐ろしいことですが、備えをしっかりして少しでも被害を小さく抑える努力が必要ですね。

2016年4月に発生した熊本地震では、亡くなられた方の多くが建物や家具の転倒による圧死であったことが報道されています。安眠家具を使っていればひょっとしたら助かった方もいるのではないかと思われます。
ラダースリープラボは、災害対策を目的とした家具ではありませんので、上に物を載せたり、人が乗るなどの想定はしていません。お子様でも上に乗ったりはしないでください。
しかし、地震で額などが落ちてきたり、タンスが倒れかかってきたときには、丈夫な構造が少しでも役に立つでしょう。

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モーニングアタックを抑える安眠家具

寒い季節が過ぎ、これから春の温かさを感じるウキウキした気分と言いたいところですが、同時に花粉症に悩む方が多く、つらい症状を考えると、気分が滅入ってしまう方も多いようです。
今や国民病ともいわれる花粉症ですが、正確な数というのはよくわかっていません。厚生労働省の発表では、2008年の疫学調査の結果、29.8%という数字があります。しかも1998年の結果と比較して、10%も増加していることから考えると、少なくとも35百万人から4千万人位いるのではないかと推察されます。

環境省「環境保健マニュアル2014」
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual/full.pdf
花粉の暴露を防ぐ方法として、・マスク・メガネ・服装・手洗い、洗顔・室内の換気と掃除・その他の花粉症グッズと民間療法をあげていますが、一般的な対策グッズに対しては症状を改善する十分なデータは得られていないようです。

花粉対策
普段いびきをかかない方もこの時期はいびきをかいてしまうという話も聞きますので、いびき対策として、安眠家具SleepLaboが効果を発揮します。
なのですが、いびき対策としてではなく、花粉症対策としてもSleepLaboは優れていることをお知らせしたいと思います。
花粉アレルギーは当然ながらアレルゲンとしての花粉を体内に取り込んでしまうことが、原因として症状を起こします。
できるだけアレルゲンを体に取り込まないことが一番の対策ですが、そうはいっても空中を漂っている花粉は呼吸だけで入ってしまいます。窓を閉めても、外出していれば服について、入ってきますし、洗濯物にもついてきます。
寝ている間は、自律神経の働きも弱まりアレルギー症状が治まっていても、起きたときにその間にたまったアレルゲンに対する症状が強く出て、モーニングアタックと言われる症状を起こします。
朝からつらい症状が出るとその日一日が全く憂鬱になってきますね。
モーニングアタックをできるだけ鎮めるためには、マスクをして寝るということですが、寝相が悪くて外れたり、違和感があるので無意識にとってしまったりしがちです。
SleepLaboでは、睡眠時にカーテンで頭の空間を閉じているため、花粉の流入も抑えられます。

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安眠家具の調光性能

WBCイスラエル戦も勝ち進み、日本は負けなしで準決勝進出ですね。久しぶりに野球で楽しめています。これから選手は渡米するわけですが、時差にしっかり備えて体調万全で試合に臨んでほしいものです。

時差の克服や、夜勤者の体調管理には、しっかりとした睡眠が欠かせませんが、そこで気になるのが寝室の明かりです。特に夜勤勤務者や不規則な時間帯でのお仕事の方にとって、明るい寝室での睡眠が、眠りの深さに影響しますし、自律神経のバランスが悪くなってしまう原因になります。

暗いだけで、痩せやすくなる?安眠で健康。

奈良医大の研究で、就寝時に平均5ルクス以上の光を浴びている人はそうでない人と比べ、うつ病の発症率が1.77倍、睡眠障害の発症率が1.75倍となっており、脳卒中の発症率はなんと2.05倍にもなるようです。また、平均3ルクス以上の場合は、そうでない人と比べ肥満症や脂質異常の発症リスクが1.9倍になっています。
肥満と就寝時の明るさの関係は英オックスフォード大学の研究でも指摘されており、明るい部屋で寝ているだけで太ってしまうということです。
ラダースリープラボは遮光のカーテンで、明りを調整できます。真っ暗にもできますし、朝は明るい光を取り入れられます。

 

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安眠家具SleepLaboの遮音性能

WBCキューバ戦。日本強いなぁ。勢いがついてきましたね。

さて、お知らせの通り3月26日の「さんきゅう参道」出店に向けて、準備をしています。

準備中に大変な間違いを発見してしまいました。
SleepLaboの天井厚、壁厚がこれまで、天井20㎜、壁25㎜となっておりましたが、図面上は天井壁とも22.5㎜で、フェルトがついている分実質23㎜程度にはなるのですが、寸法違いが見つかりました。遮音性能は実測値の為、変更はありませんが、チラシも作っていますので、手作業で修正が必要な気がします。

さて、SleepLaboの遮音性能ですが、工場での検査でも20dB低減効果がありましたが、私も実際に測ってみました。

実際に測った数値では、19.9dB減となり、渋谷の雑踏の騒音が静かな事務所内のレベルになる性能ということが分かりました。

さんきゅう参道のお知らせは「埼玉県神社庁」
http://www.saitama-jinjacho.or.jp/news/20170213120143/12544

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安心安全の国産家具

昨夜はWBCオランダ戦を日付が変わるまでテレビ観戦していました。
小久保監督が「死闘です。」と答えていましたが、観ているほうもこれほど疲れる試合は久しぶりです。
オランダは強い。全員がいつでも特大ホームランになりそうな強力なスイングは、一球一球にハラハラさせられました。
昨日は、勝ってくれたことでストレスとならず、心地よい疲労感による睡眠でいびきもかかずに寝ることができました。

さて、安眠家具「SleepLabo」は福岡県大川市に本社を持つ家具製造メーカーに製造委託しています。
国産家具は、安全性もさることながら品質の高さから来る耐久性。
いびきは年とともに抑えづらくなることから考えれば、長期間使うことが十分考えられます。10年使ったとすれば、1か月あたりはわずか415円。
もちろん使う環境にもよりますが、当然もっと長く使うことも可能です。
この金額で家族にいびきを我慢させることがないのであれば、安いものですね。

材料はMFDボード(F★★★★)のフラッシュ構造で、内側はフェルト仕上げになっています。ホルムアルデヒド対策は万全です。病院家具を中心に製造するメーカーですので安全性の配慮は十分に行っております。

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さんきゅう参道に参加します

ボランティア参加している「I love SAITAMAぷろでゅーす」が、さんきゅう参道2017を開催いたします。

埼玉県神社庁が主催の「神主さんと神社を学ぼう!」というイベントを武蔵一宮氷川神社が開催するのに合わせて、「さんきゅう参道」と「氷川マルシェ」を氷川神社の参道で実施することになりました。

これに参加することに致しました。

3月26日(日)午前9時30分から午後4時。氷川神社の参道に出店します。出店といってもその場で「SleepLabo」を売るわけにいきませんので、実物体験展示になります。

簡易ベッドに安眠家具「Sleep Labo」を設置して、来場したお客様に見てもらったり、実際に寝てもらうなどで、体感していただきます。

当日は、いびきをかくメカニズムや、どうやればいびきを減らすことができるか、ストレスのない安眠を得るための環境づくりをパネルで説明します。

暖かくなってきましたし、桜には少し早いかもしれませんが、いろいろな催しや、ためになる話、グルメなども盛りだくさんで出店しますので、行楽気分でぜひお出かけください。

 

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騒音と安眠家具

音の問題は、実際の音量以上に感覚的な音量に左右されることが多い問題です。
2017年3月1日にご紹介した「ミソフォニア」のような症状も、特に病的なものでなければ誰にだって経験があるはずです。
音は気になりだしたら、我慢をするより先に、能動的に対処するほうがよいと思われます。対処の仕方は相手の音を止めようとする方法ではなく、自身の快適性を求めるための方法です。簡単なところでは耳栓であり、大掛かりなところでは防音工事や場合によっては騒音源から離れるための引っ越しも含めた対処ですね。
もちろん「いびき」には安眠家具SleepLaboが最適です。

騒音を専門に調査する「日本騒音調査」(http://www.skklab.com/)という会社で紹介されている「騒音訴訟と判例/裁判所の判断」に共同住宅における騒音問題の特徴的な例がありましたので、かいつまんでご紹介いたします。

事例1 上階の子供の騒音に対する損害賠償請求事件

原告は東京都板橋区のマンションに住んでいました。そこに被告家族(夫婦と子供一人の三人家族)が引っ越してきて以来、子供の走る、飛び跳ねるなどの騒音に日中深夜を問わず悩まされることとなりました。
騒音を測定したところ50~65デシベルと、東京都の条例規制値を超えていました。
被告に対し、原告からの直接並びにマンションの管理組合、警察から何度も警告したが改善しませんでした。
被告の主張としては、カーペットを敷くなどの対処をした。引っ越して慣れないはじめのうちは長男も遅くまで起きていたが、慣れてからは遅くまで起きていない。
一方的に注意されたので、いやなら自分が出ていけと言ったというものです。
裁判所の判断
騒音レベルは50~65デシベルとかなり大きく、夜間や深夜にも発生することがあった。
カーペットを敷くなどの対処によって、改善された確認をしておらず、さらに注意された際に取り合わないなど不誠実。
これによって原告は精神的な苦痛、食思不振、不眠等の症状を生じた。
被告は原告に対し36万円支払うこと。

これは原告勝訴となりました。子供が騒ぐことに対して、適切なしつけをせずに、不誠実な対応をしたことが、影響したのかもしれませんが、決定的なのは50~65デシベルという測定の結果が証拠ですね。実際に騒音があり、発生源として特定されたわけです。


事例2 集合住宅内の騒音を訴えたほうが、逆に嫌がらせで訴えられた事件

原告らは大田区内の都営住宅に居住する夫婦であり、被告は都営住宅の上の階に住んでいました。平成元年ころから夜間に被告居宅(原告居宅の天井部分)から「コツン、コツン」という耳障りな音が聞こえるようになり、平成8年ころからは騒音が一層ひどくなり、夜通し響くようになると、原告は安眠を妨げられるようになります。
原告は被告に騒音を注意するとともに、大田区環境保全課に相談し、24時間録音可能な機器を使用して騒音を録音するように指示されました。
録音結果を大田区が分析したが、指摘するような騒音は確認できませんでした。原告は音の分析結果を工具の音と考え、被告が夜間内職を続ける音であると決めつけ、被告宅の玄関に張り紙を張ったり、内容証明を送り付けるなどを行いました。また、被告宅に突然来訪し、「何をしているか」と詰問したり、自宅ベランダから外に向かって大声で「(被告)さん、何をやっているんですか。毎晩毎晩うるさいですよ。静かにしてください。」などと連日繰り返すなどしました。この間5年ほどですが、自治会等立ち合いで、両居宅内での確認をしましたが、騒音の確認はできませんでした。
裁判所の判断
録音機・騒音計には問題となる騒音は記録されていないことが認められる。原告の主張するように被告が室内で内職を行っていたという事実はない。被告室の隣に住む方も原告の主張する騒音を聞いていない。他の住人からも被告に対する苦情は出されていない。
以上より原告の主張は認められない。
被告は自宅内に入る許可を与えるなど、問題解決のため積極的に行動している。騒音問題に関する原告の行動は不法行為と言える。被告がノイローゼ状態になったことが認められる。原告の訴えを棄却し、不法行為による損害賠償として原告は被告に30万円の支払いをすることが相当である。

この裁判では結局両方が訴えたので、原告敗訴のうえ、被告への損害賠償が認められました。
事例1と事例2の大きな違いは、証拠として騒音の録音分析ができたかどうかです。逆に言えば、自分にとってどんなにうるさい音でも、騒音というレベルで録音なり分析が成り立たない場合は、訴える側の思い込みということになります。
実は集合住宅の場合の騒音問題では非常に多いのです。管理会社や自治体に訴えてもあまり熱心に対応してくれないという声が多いのですが、本当の騒音であれば、ほかの人からも苦情が来るので対応するのです。
訴える側にとっては、居ても立っても居られないほどの苦痛であるにもかかわらず、周りからは訴える側が悪いと言われるわけですから、精神的にも追い詰められます。場合によっては刑事事件に発展するのもそのような背景があります。

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